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ふらの瓦版   葉月号2015. 8. 18
残暑お見舞い申し上げます
7月8月上中旬、日本列島猛烈な熱波に襲われる

 地球温暖化による異常気象が止まらない、5月末から日本各地で台風の影響と共に、特に九州地区、山陰地区等局地的大雨被害が続出、そのまま梅雨入りしました、天候が偏り関東以北等では雨不足の地域が、特に露地野菜に雨不足による収穫の遅れや収量減、北海道では6月上旬に4月下旬〜5月上旬並みの寒波に襲われるなど、寒暖の差が大きな 6月でしたが降雨の方は雨量不足ながらも、ほぼ順調な雨が降りましたから灌水施設は何時もより少なめの稼働に、6月10日頃を境に富良野、美瑛の丘は観光客が多くなり、特に「青い池」等はテレビや旅行雑誌に紹介され賑やか。7月に入ると前半にチョイ寒波、7月上旬の入ると観賞用ラベンダ−の開花が始まり、それと同時に富良野、美瑛を訪れる観光客が多くなり、特に富良野、美瑛の丘は東南アジアや隣国に人気が有るようです。中富良野のラベンダ−園は連日大賑わい、上富良野では「フラワ−ランド」が美瑛迄続くお花畑で美馬牛の「四季彩の丘」は後方に十勝岳連峰が聳える、正に景観的にも最高の場所の1つに数えられるでしょう。美瑛には「ゼルブの丘」と何処も観光客で大賑わい、7月中旬に入ると日本列島各地で猛暑が頻発、その反面一部の地域では台風崩れや梅雨前線の影響なのか大雨被害地域も、所変われば梅雨時期なのに雨が降らない干魃と、此処数年気候変動が大きく変わりました。此も地球温暖化とか遥か南の太平洋のど真ん中の海水温上昇、此が台風の卵となり日本各地に被害をもたらします。此の猛暑は何と日本列島を縦断し沖縄から北海道迄焼き尽くすような猛暑、此の猛暑で熱中症で亡くなる方や水難事故で亡くなる方が大勢出ましたね。北海道でも7月下旬から8月頭の1週間は連日30度超えの日々、帯広や北見方面では36度超えとなり何と沖縄より暑い日々、此の時期本州の至る所では35度超え〜40度の世界に、もうこうなると太陽の暑さと舗装道路 の照り返しで蒸し風呂状態に、此の暑い時期に北海道観光に訪れて頂いた観光客の皆様も、北海道で吃驚するような猛暑に襲われ吃驚したかと思います。富良野、美瑛の丘では7月20日前後から秋撒き小麦の収穫が、此の秋撒き小麦が始まると北海道の短い夏が終盤へと変わる時期なのです。既に麦刈りも終わり同時に稲穂が頭を垂れ始め、早堀の玉葱の馬鈴薯の収穫も始まり大地は秋模様に。清らかな微風が吹き空を見上げると青空が澄み渡る、何故かバイクにまたがり富良野、美瑛の丘巡りに、収穫の終わった小麦畑の所々には大きな麦殻ロ−ルが転がっています。此が大きなクリ−ムコロンなら(1個500s前後)一体何千人分になるのだろう、大きなビ−ト(甜菜)の葉は広々と広がり丘のうねりの中に、早くに収穫された秋撒き小麦後は耕起され緑肥作物の向日葵が播種されてます。此の向日葵が青空に向かって大きな花を咲かせるのは10月に入ってからに、丘の一本松は短い夏の微風に揺られ小枝を微かに震わせて、微かに歌声のような響きに聞こえるのは私の幻聴なのかも?家畜飼料のデントコ−ンが背丈ほどに伸び10月に入ると収穫されます。


青空の中聳える
ポプラ並木(本幸地区)

丘に並ぶ麦殻ロ−ル
美瑛地区

樺の木の丘と牧草畑
美瑛地区
   
 見上げれば夏空から初秋の空に変わり北海道の短い夏が終わろうとしています。

「見上げれば、鰯雲流れ、大地萌ゆ」

 8月末から9月に入ると玉葱、馬鈴薯、等が本格的な収穫時期にはいり、米の収穫やビ−ト(甜菜)9月、10月は収穫の秋、今年の農産物価格や収穫量が気になる時期になりました。
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