先日台風１４号の被害に辺り多数の方々から、手紙やら電話、メ−ルを頂きました。
報道内容が南富良野と出ていましたので特に吃驚されたのかと、皆様方に当農園の事ご心配頂き有り難うございます。今回の台風被害当農園の被害は軽微で済みました。南富良野は富良野市から約４５キロメ−トル離れた場所に位置し、車で約１時間の場所で富良野市に直接被害無し、　今年の北海道は台風の通り道なのか？８月１７日以降２３日迄に台風が連続３回、最後の止めは台風１０号は北海道中至る所で牙を剥きだし、国道は寸断され特に狩勝峠、日勝峠は崩落箇所が多い、河川は氾濫し十勝、北見、南富良野、札幌近郊深川で被害に。特に玉葱の一大産地北見地方の一部では河川の氾濫で流され収穫出来ない事態に、十勝地方でも帯広近郊でも河川が氾濫し農作物が壊滅状態が至る所に。南富良野では幾寅市街地上流で空知川の堤防が決壊し幾寅市街地がほぼ水没被害、富良野農協の最新鋭ポテトチップス工場が水没し壊滅、幾寅市街地の下には金山ダムが有りますから、空知川氾濫による富良野市内や沿線への有りませんが、空知川に流れ込む中小河川が氾濫したり氾濫寸前の状態に。富良野でも水田から野菜や玉葱畑に転換した転換畑は雨が耐水し玉葱、人参は水没、水没した野菜は傷みが発生しますから製品歩留まりは極めて低くなります。我が家も通い畑の玉葱畑山手の用水路が台風１０号の大雨で氾濫、玉葱２０�s箱換算で５０〜６０箱程が流失しました。全道的な農業被害からすると我が家の被害は極めて軽微と言う所ですね、８月２９日から９月５日迄玉葱収穫作業、我が家の玉葱畑の約半分の面積が終わりました、翌日の６日から再び雨模様が１０日迄続く最悪の天候に、次から次へとやって来る台風に困惑、次の台風は何時来るのか毎日毎日テレビの気象情報に釘着け、１１日以降は天候も回復傾向に推移ですから此の天候が何時迄続くかが気になります。今年の北海道野菜は台風の５連ちゃんで軟弱野菜等は特に高値になりそうな気配です、玉葱、馬鈴薯の収穫量も昨年より３０％の減収は確実ですので高値に推移 するかと。雨の合間に富良野、美瑛の丘を巡るのですが道路が至る所で通行止めで迂回です。畑の農作物は低地の水が耐水するような所は農作物が傷み収穫ゼロですね、例年なら今時期は秋撒き小麦の播種作業が盛んに行われる時期なのですが、今此の天候では何処も作業が出来ていない状況です。今が収穫真っ最中の馬鈴薯畑もなだらかな丘陵地帯ですから、大雨の影響で畑が流され馬鈴薯が露出している状況に、収穫の終わった小麦畑にも雨水が流れたおおきな溝が至る所に出来ています。流失した土砂は道路に流れ出し排水路を埋め、道路の至る所に馬鈴薯や人参も転がっている状況に、６月７月と観光客の皆様に綺麗な景観を堪能していた富良野、美瑛の丘、此の農地も早く復旧し豊かな大地に戻る事を祈るばかりです。