HOME 佐藤農園 育メロ日記 メロン情報 ご注文 味覚パック かわら版 Gallery 大虎・小寅寓話
ふらの瓦版   霜月号2016. 11. 1
10月は雨の日々に翻弄され農作業遅れに

 今年の8月17日からの台風が31日台風10号で壊滅的打撃を受けた農産物、9月に入り天候は幾分回復し農作業も7〜10日遅れで推移、稲作の収穫作業終わりは10月15日頃に、9月末から甜菜(ビ−ト)の収穫作業やら遅出し人参の収穫作業、10月に入ると週に2日の雨には吃驚ですね。我が家の通い玉葱畑ある程度の気温と水分で畑は草畑に、丁度北側の隣地は荒廃地ですから其処から飛散する草の種子が 北風に乗り我が家の畑に、こうなると手での除草作業は無理に好天が2〜3日続く予報を見ながら除草剤の散布、今此の作業を怠ると来年春の雪融けと共に大量の雑草が生い茂る畑に、雪の下で生育出来る野菜は極僅かですが雑草だけは見事に生き延びる生命力には吃驚。 10月の悪天候で秋撒き小麦の生育不良が至る所で見受けられます、10月の天候が悪過ぎで秋撒き小麦の播種を取りやめた農家も、来春は秋撒き小麦に変わり春撒き小麦を作付けするとの事、天気の良い日等は富良野や美瑛の丘では甜菜や大豆の収穫作業が行われています。大豆の収穫も大型コンバインでの収穫、又甜菜も大型機械での収穫作業ですから雨後直ぐの作業は出来ないのです。北海道は晩秋から初冬へと衣替え中ですが収穫作業は11月中旬頃迄続きそうな気配です、山々が雪景色に変わり冷たい風が吹き始めるとバイクでの写真撮影はチョイ無理に。10月下旬からは愛犬(柴犬雌5歳)が助手席で移り変わる景色を楽しんでるようです。ほぼ落葉樹と共に白金街道には蝦夷松等の原生林をゆっくり冬の佇まい、陽は真夏は天頂でしたが11月にもなると南に傾き、木々の間から木漏れ日が差し込む感じはカメラで言うシャッタ−切ったような感じです。 台風の4連ちゃんで「青い池」は白濁と言うより泥水のような感じになりましたが、今は元の「青い池」に戻り観光客も何時ものように戻りました。晩秋の富良野、美瑛の丘を訪れる観光客もめっきり減り静かな田園風景に戻りつつ有ります、時折すれ違う定期観光大型バスの人数も減り20人前後に、最盛期の7〜8月は60人前後の観光客が乗って いましたが今は半分以下に減りましたね、丘を走るレンタカ−も激減し丘を2時間走っても4〜5台位に合えば良い位に、四季彩の丘の花畑もほぼ終わりスタッフが花畑の後片付け作業に、観光客の激減にロ−ルの花ちゃんは寂しげな様子に見えるのは私の錯覚でしょうか?、此の時期になると何故か秋撒き小麦の緑が眩しく見えるのは何故なのだろう? 廻りの畑は収穫が終わり茶色に変わった大地、その中で一際目立つのが秋撒き小麦の緑なのです。なだらかな丘に緑色の絨毯でも引き詰めたような感じで、丘の向こうの青空の中に吸い込まれて行くのです。
富良野、美瑛の広大な丘陵地帯は希に見る景観だと言われています。今富良野を起点として高規格道路が整備されています此の高規格道路に問題が、 美瑛の広大な丘陵地帯の何処に高規格道路を走らせるか、美瑛町としては景観に配慮して配慮して頂きたいとの申し入れとか聞きましたが真実は何処に?

 本日皆様に当農園の2017年「富良野味覚パック」申し込み用紙を送らせて頂きました。
今年は日本全国で春先からの天候不順や大雨、台風被害等で野菜や果物が高騰しております。この野菜の高騰に目を付けた輸入業者が隣国から、毒劇物濃度が基準値を超えた野菜が輸入されています。何故かマスコミは大きく報道しないのは何故なのだろう?皆様のお近くで野菜をお買い求めになるときは原産地の確認を、政府は国民の安心安全志向に伴い今加工食品にも原産地を記入するよう法令が改正されました。皆様が日頃お買い求めになる生鮮食料品等は近隣市町村か国内産を御利用下さい。当農園の野菜果物は減農薬、減化学肥料で皆様に安心安全をお届けしております。



晩秋の美馬牛
新星地区の秋撒き小麦


晩秋の青い池
 


10月30日の雪は
山も畑も白銀の世界に
   
佐藤農園 〒076-0013 富良野市中五区7−7 
     TEL・FAX 0167−22−3464

Copyright SATOUNOUEN All Rights Reserved.