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ふらの瓦版   水無し号2016. 6. 15
新緑から深緑へ変わる野山

 春作業が1週間から10日程度遅れながらも種蒔き移植作業が終わった5月、
4月末29〜30日は北海道の一部地域で雪が降り吃驚でしたが、富良野も降雪で畑に雪が、オホーツク沿岸地域は積雪30cm超え特に弟子屈等阿寒湖、屈斜路湖付近は大雪に、ゴールデンウィーク終盤5〜7日は雨模様の北海道、その後は天候に恵まれ農作業は順調に進みました。雪融けと共に爽やかな緑色した秋撒き小麦の大地が何とも綺麗な光景、5月31日から6月4日迄低温が続き我が家のメロンに低温被害が出てしまいました。メロンの成長期にメロン玉の肥大が止まってしまったのです。こうなると1株に着ける弾数は決まっていますから、成長を促すためにも玉数を減らす事になります。小玉ばかりでは商品化率が激減で苦渋の選択でした。この低温はグリーンアスパラにも影響が出て特に6月3日は標高1,000m付近から上は積雪となり、平野部では降霜被害とか一部の地域では雨ではなく雹(ひょう)で農作物に被害が出ました。今年の北海道の猛暑5月17日〜23日は25度以上、特に20日〜22日は3日連続30度超えでした。今年の北海道は例年に無い猛暑と寒波の天候に見舞われています。そんな北海道も6月中旬に入ると秋撒き小麦の背丈も5 0cmを超し穂が、春撒き小麦やビール麦をズタズタ成長し秋撒き小麦と変わらない大きさに、私の大好きなビールの原料である秋撒きの穂も今月末には出揃います。サッポロビールは創業時に北海道各地を廻りビール麦栽培をお願いしたそうです。特に富良野地域はビール麦の栽培が多い地域で全量サッポロビールに出荷です。野山も新緑から深緑に変わり始めた野山、川縁にはニセアカシアの白い花が咲き始め辺りに甘い香りを、この香りにつられ蜜蜂が乱舞し甘い蜜を巣箱に運びます。蜜蜂は蜜と共に脚には花粉を一杯着けて戻ります。蜂箱の側でミツバチの観察してるとミツバチの行動が良く分かり勉強になります。此の時期に入ると富良野、美瑛の丘も緑色のパッワークに変わり、所々に黄色い花畑が出現します。緑肥作物のキガラシと言う品種で菜の花の仲間。この花は10日前後の開花期間がありますが開花終盤に畑の中にプラウ耕で敷き込みです。先日美瑛の丘でキガラシ満開の綺麗な写真が撮れました。こんな綺麗な写真何年振り?その位満開の時期と天候が合わない事が多いですね。今年の富良野〜美瑛の丘にも早くも観光客が訪れ、北海道の大自然をカメラや想いでとして心に残して頂ければ幸いです。 美馬牛(四季彩の丘)の花畑も漸く各種の花が咲き始めました。早咲きラベンダーの蓄も上がり開花は25日以降と思われます、訪れる観光客は後方の十勝岳バックに写真撮影に霧中のようです。富良野〜美瑛の大きくうねる丘陵大地、有史時代の大雪山連峰の度重なる噴火が作り上げたそうです。この大きくうねる大地に緑のパッワークが広がり、大空の彼方に消えて行く緑の大地は、巨大なブラックホールに呑み込まれているかのようです。

−−−−佐藤農園からのお知らせ −−−−

 当農園のメロン初収穫は6月13日でした。今月末から本格的な収穫が始まり、本日皆様に富良野、美瑛観光マップを同封しました。富良野〜美瑛観光の折には参考にして頂ければ幸いです。お世話になった方やお友達にお中元の御案内としてメロンパンフレット同封致しました。
本年も当農園の御利用宜しくお願い致します。
熨斗指定の方はお中元と払込用紙の一部にお書きの上お申し込み下さい。また訳有り家庭用メロン希望の方は青い払込用紙をご利用の程宜しくお願いいたします。


キガラシと後方旭岳
 


十勝岳リフレッシュライン
山菜が豊富で6月末頃迄


7月中旬には馬鈴薯の
花が満開になります
   
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     TEL・FAX 0167−22−3464

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