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ふらの瓦版   霜月号2017. 11. 1
10月下旬は穏やかな日々に

 9月14日から天候は雨模様が多くなり10月中旬迄続きました。10月下旬になると天候も回復し台風21号の影響は極僅か、台風21号は日本列島各地に甚大な被害をもたらし、北海道沖を通過し太平洋上に去りました。此の温帯低気圧で不漁の秋刀魚が回帰し漁獲量が上がる可能性は?、日本のEEZライン外側では中国の大型船団が爆漁、時には日本領海に入り我が物顔で爆漁しています。中国は資源保護等全く関係無しに漁をします。北海道内の秋刀魚漁船は小型、中型で中国のような5千トンクラスは有りません。秋刀魚も小型の幼魚でも根刮ぎ爆漁し正に現代版の海賊的行為を行い正に中国の無法国家減少でしょう。今中国はアジアからヨ−ロッパの広大な地域を一体一路の名目で支配しようと企んでいる現実が。
 我が家の農作業も22日の初雪で多少遅れに26日の初霜、初氷り、初霜、初氷りは平年より遅く好天の日は最高気温も12〜15度位まで上昇、此の好天に誘われCBXでカメラを片手にチョイ乗り、今時はナナカマドの実が真っ赤に色付き、太陽に照らされたススキの穂がキラキラ輝いています。旭岳や十勝岳、芦別岳の山々や富良野スキ−場の8合目付近迄雪が迫って来ました。バイクに乗り辺りを見渡せば青空は綺麗に透き通り、落葉松林を通り抜ければ落葉松の葉が舞い散りまるで金粉の降る注ぐような感じに。バイクで走れるのは午前10時頃から3時頃が限界、3時を過ぎると太陽は急に傾き寒くなります。紅葉も終盤に枯れ葉が舞う時期も後僅かですね、天気の良い日は甜菜(ビ−ト、上白糖、グラニュ−糖の原料)や秋野菜の収穫が主に漬け物野菜の大根、白菜、キャベツです。我が家の漬け物は大根の味噌粕漬けと白菜の漬け物、白菜で11月中旬、大根の粕漬けは12月に入ってからになりますね大根の粕漬けは10月の末に漬け込み、此で一冬の保存食が出来ます今家庭漬け物を作るのは激減したそうで、ス−パ−では色とりどりの漬け物が販売されているのも一つの原因なのかも知れません。市販の漬け物には色々な保存食や着色料が使用されて見た目は超美味しそう、私のようなアナログ世代にはチョイ敬遠したくなる現実も、畑仕事はほぼ終わりました。今度は我が家の農地周りを流れている排水路の土砂上げ作業、我が家の農地は下に位置しています。上部で耕作している農地の水が全て我が家廻りの排水溝に流れ込みます、水だけが流れるのなら良いのですが大量の土砂も流れ込みます。此の土砂は排水路が通っている地先の人が上げる事になります。上の土地の人が流した土砂を、何とその排水路の距離350mも有りますから一仕事になりますね。此の作業は11月中旬頃迄続き、大地が白銀に覆われる12月から翌年3月迄厳冬の時期を迎える北海道、厳寒の4ヶ月でも2月に入ると玉葱の育苗準備が始まり2月15日頃から玉葱の播種作業が始まるのです。10月29日〜30日には台風22号が北海道沖を通過、此の影響が大平洋沿岸に被害をもたらし一部の地域で家屋や漁業が発生、富良野は29日夕方から雨模様に30日は雨から雪模様に変わり、31日朝から晴れ模様で雪は消えました昨年は10月20日過ぎから北海道全域で降雪が、未だ畑作物のビ−トや大豆の収穫が残ってました結局此の雪が融けること無く終わり、畑の農作物(ビ−ト)は手堀作業での収穫作業、今は大型機械での収穫ですから大変な苦労が、一方雪に埋もれた大豆の収穫は出来ず大豆作付けした農家は収穫諦めに、農業は天候に左右され豊作なら豊作貧乏で不作なら不作貧乏に、そこそこの平年作が程良い収益になるのですが、天候次第で左右される農作物ですから春の作付けから秋の収穫迄、毎日天気予報が気になる日々を過ごす毎日で冬は冬で日々の降雪が気になります。



青空に聳える十勝岳連峰景  


ナナカマド実が紅色に


晩秋の陽に揺れるススキ  
   

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