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ふらの瓦版   新春号2015. 1. 1
12月冬将軍到来は爆弾低気圧

 12月(師走)に入ると11月中旬から続いていた穏やかな天候も終わり、12月1〜3日午前中迄何と爆弾低気圧襲来、今期一番の寒波が北海道を襲いました。北海道の豪雪地帯の朱鞠内では1日で80p以上の降雪量、北海道の各地で強風や降雪に見舞われました。ところが富良野近郊は強風だけで雪は強風と共にパラパラと舞うだけ、それよりも強風と共に舞い上がる土埃なのです。ここ1週間程零下7度前後ですから大地は凍て付きコチコチになり、その表面を強風が走ると土埃が舞い上がり視界不良になりました。これがが雪なら猛吹雪となる所なのですが、富良野近郊から40Km程外れると幾寅地区、落合地区、美瑛、美馬牛地区等は30センチ前後の降雪なのです。何故富良野近郊だけ?旭川も大雪に見舞われました。5日現在も全く雪がありませんし、畑の水溜まりは氷りが張り付き白くなっています。この時期に雪の無い事は良くある事ですが富良野近郊だけ雪が無いと言うのは希ですね。 今年の北海道農産物は豊作傾向だったのですが水稲(米)作況106でしたが、8月の天候不順で青米の大量発生で実質的作況指数は96%との事でやや不作と言う事に、 昨年の米が豊作で日本国内自給率に全く問題が有りませんが、何とその影響か今年の米価が安値傾向なのです。何れTPP問題で米の関税率が多少下がると思いますが、米農家としては輸入関税引き下げに向けたコスト削減が問題になりますね、何時迄も高関税で特用農作物の保護は出来ないと思います、一般生鮮野菜等の食料品には関税が掛かっていません。天候不順等で野菜が不足すると高くなりますし豊作だと安くなります、今年は今の所軟弱も豊作傾向で北海道産の馬鈴薯や玉葱は豊作で安値傾向、特に玉葱は市場での卸売り価格は半額ですが、ス−パ−等の小売店では昨年より安く販売かと思われます。 今シベリアから1月並みの寒気団入り込み本州全体が覆われていますね、此の寒波は年末 年始に出荷される野菜は寒さの影響を受ける事に。今の所どの程度影響を受けるか分かり ませんが、此が関東周辺のビニ−ルハウス内や露地で栽培されている野菜に影響が、此の 時期になって残留農薬まみれの中国産野菜の輸入も微妙に、輸入業者は残留農薬検査での リスクを恐れ輸入を控えています。皆様方におかれましてはス−パ−等の小売店で野菜等 お買い求めの際は地産地消か国内産野菜購入お願い致します。残留農薬は最終的には肝臓に蓄積しますからご注意下さい。何れ肝硬変等から肝臓癌へのリスクが高まります。 5日の富良野は日中の最高気温も−3度の世界で真冬日の1日なのです。11月末からの 寒波は未だに続き何時迄続く事か、雪道でのアイスバ−ンは事故に繋がりますが、5日以降の超強烈なシベリア寒波が北海道から関東以南まで覆う事に、今年は東京でもチョイ早い雪景色が見られるようですが、交通渋滞や事故の多発が無ければ良いですね。 12月中旬に入ると今迄の寒波と共に台風並みの爆弾低気圧が発生、この爆弾低気圧は沖縄では例年に無い低温で日中の最高気温が15度とか。九州から北海道まで3日間荒れ狂った暴風雪は日本各地に甚大な被害をもたらしました。我が家の越冬ビニ−ルハウスの除雪作業は17日午前7時半から10時半迄3時間でした。比較的降雪量が少なくハウス廻りの雪も60センチ程度で済みました、此の暴風雪で家屋の倒壊竜巻で屋根が飛び去り、根室では高潮で沿岸の一部では住居等50センチ浸水被害、16日夕方からの暴風雪は18日夕方迄続き北太平洋上に去りました。この暴風雪昨年3月9名の尊い生命を奪った時と同じ規模とか、今回は事前に危険注意報発令し雪や吹雪で道路が不通になりやすい国道等は一早く通行止めに、今年最後の締めは大荒れで終わりそうですね、 さて2015年はどんな年明けになるのか?   


11月中旬の雪

12月5日現在

青い池(美瑛)

除雪後のハウスの間

降雪の中餌をねだりに来る小鳥
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