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ふらの瓦版   文月号2015. 7. 20
7月は一気に猛暑干魃に

 4月中旬から5月末迄暖かな天候に恵まれた富良野ですが、何と6月に入ると最高気温が15度前後と言う日が1週間も続きました、曇天の日が多く肌寒い日々がその後は暑さ寒さの繰り返しが続き、メロンの成長には良かったのか悪かったのか?今年のメロンは6月上旬からの寒波の影響か果肉が硬めに仕上がりました、例年ですと収穫時期に入ると触った感じも何となく柔らかいのですが今年はチョイ硬めですね。曇天の日々が続きましたから雨を期待したのですが、その期待の雨がさっぱり降らず畑は干魃傾向に、灌水施設の設備されている玉葱畑等はスプリンク−ラ−がフル稼働、此の期間にも九州方面等では大雨洪水や土砂崩れの被害が出ています、梅雨の影響とか言いますが、余りにも偏りすぎた天候に吃驚です此の天候が地球温暖化の影響なら、今後益々偏った気候が極普通になるのかも関東周辺では落雷や突風被害、北海道では雨不足傾向(太平洋沿岸オホ−ツク沿岸では降水)雨不足で深刻なのは富良野のような内陸部に集中していますね。灌水設備が施設されている地域では多少の干魃にも耐えられますが、施設の無い地域には降雨が天の恵みとなるのですが、7月前半には北海道全体に降雨予報が出ましたが、期待した程の降雨は無しで干魃傾向ですね天候は良いのですが。6月末にもなると富良野、美瑛の丘は綺麗な深緑に覆われ始め早咲きのラベンダ−のポプリが紫色に、馬鈴薯の花が咲き始め薄紫や白色薄ピンク色の花が丘を覆い。7月に入ると秋撒き小麦はうっすらと黄金色に染まり私の大好きなビ−ル麦もうっすらと黄金色に、つい先日の7月9日から12日迄は連日30度超えが続き人も作物もヘロヘロに、麦畑は青空の下で微風に揺られ麦穂の上を微風の風紋が綺麗に靡きます。甜菜は大きくなり薄緑の綺麗な列が十勝岳に向かって伸びています、四季彩の丘では観光客で賑わい色とりどりの花が咲き始めました、天気の良い日等は十勝岳をバックにお花畑と山の綺麗な風景写真が写せます。そして観光客の皆様1人1人心の中は思いでの風景が残る事と思います、7月18日から秋撒き小麦の収穫が始まり8月に入ると、私の大好きな琥珀色のビ−ル原料ビ−ル麦の収穫が始まりますね、秋撒き小麦の収穫が始まると北海道の短い夏は後半に入ります、収穫は足早にやって来る北海道の秋の訪れとなるのです。秋撒き小麦収穫後には小麦殻を大きなロ−ル撒きにして(1個約500s前後)大きなロ−ルが丘の至る所で見られるように、8月入ると早生馬鈴薯の収穫が始まります何とも足早な北海道の秋なのです。8月10日過ぎにはトウモロコシの収穫が始まり、エンドウ豆の収穫も始まり「ニオ」の山がなだらかな丘に並ぶのです。富良野、美瑛を訪れた観光客の皆さんは暫しの憩いの場所として、特に北海道でも富良野、美瑛の丘を旅して頂いたことに感謝します。本日お届け致しましたメロンは大体の目安としてT字型のツルが萎びて、薄茶色に変色した頃が果肉も柔らかくなり食べ頃となります、リ−フには収穫日と食べ頃を明記して有りますが、地域と保管方法で差が出てまいります一応陽当たりの無い場所で常温保存です。食べ頃になったら2〜3時間前に冷蔵庫で冷やすと良いかと思います。メロン種子部分の廻りをコップに移し焼酎を入れて撒き混ぜます、そのまま20分前後置き、コ−ヒ−用のペ−パ−フィルタ−で濾過するとメロンリキュ−ル酒の出来上がり。


ラベンダ−畑
菅野ファ−ム
(上富良野)

乾燥牧草ロ−ル
1個約500kg
(美馬牛)

黄金色に染まった
秋撒き小麦
(美馬牛)

収穫寸前の秋撒き小麦
 
(上富良野町)

収穫された小麦を
ファ−ムダンプに積み込み
(中富良野町吉井地区)

四季彩の丘
草花が満開に
(美瑛町美馬牛)
   
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