HOME 佐藤農園 育メロ日記 メロン情報 ご注文 味覚パック かわら版 Gallery 大虎・小寅寓話
ふらの瓦版   立春号2018. 2. 8
立春と共に始まる超寒波襲来

 今年の異常寒波は1月20日頃から始まり日本列島全域を寒波が襲いました。此の寒波は日本海側ばかりか太平洋側にも雪を降らし交通網が寸断され物流がストップ、特に一番最初の寒波は関東以北から南側の九州に至るまで露地野菜団地が被害に。冬場の野菜高騰が寒波に寄る影響が大きいのは例年の事ですが、普段食卓上がる野菜が今年ほど高騰した年は過去に無いかも?、2度目の超寒波は月末から始まり2月入り8日現在も福井、石川県の国道10号線は1500台前後が身動きが出来ない状態とニュ−スで流れ、ス−パ−やコンビニでは生鮮食料品が売り切れ状態のニュウ−スが流れてました。今年はラニ−ニャ現象で起こる現象とニュ−スで流れていましたが、果たして原因はそれだけでしょうか、利便性を求め生活環境が激変し世界の環境が地球温暖化による地球の暴走。今地球は我々人類に環境破壊がどのような結果になるか警鐘を鳴らしているのかも?、今一度自分たち身の回りを見直し生活環境を変える時期なのかも知れない。二度目の超寒波で北海道の至る所で氷点下25度以下を記録し、一部の地域では−30度越えの記録を、太平洋沿岸の日高管内では豪雪により静内町で大型ビニ−ルハウス450棟、新冠町で大型ビニ−ルハウス100棟が倒壊、5〜6日の豪雪は湿った雪で一晩に50p前後の降雪、1988年観測以来初めての降雪だそうです。普段は一晩に4−5p程度の降雪、普段暖かな地域ですから2〜3日で融ける程度の降雪です、過去に大雪に見舞われた事が無い地域ですからハウスとハウスの間隔も狭い造りが災いした事に、特に日高の海岸近くの大型ビニ−ルハウス内作物はミニトマト、ピ−マン。冬場でも暖房を入れ1年中出荷している農家も有るそうです。 此の超寒波は2月15日前後迄続きそうとの事ですから野菜価格が落ち着くのは3月入ってからになりそうですね。2月に入ると陽も高くなり陽の暖かさを感じます、我が家も2月13日頃からビニ−ルハウス内での作業が始まります。先ずはミニトラクタ−で玉葱育苗ハウス内耕起作業に始まり、20日前後から玉葱種子の播種作業、播種作業、春先の移植作業全て機械化されてますから移植機械に合わせた播種作業に、外は−10度前後の白銀の世界ですがハウス内(好天)は20度前後迄気温が上がります。ハウス内と外の出入りでの気温差で風邪気味になる事も屡々です。夜空が綺麗な気温の下がる日は午後9時頃になるとオリオン座が天頂近くに上がり、冬の大三角形や冬のダイヤモンドがとても綺麗に光り輝いてますね、1月31日の皆既月食は残念ながら雲の中でした。カメラを用意し待っていたのですが残念な結果に、3年程前に写した皆既月食の写真が有りますから良いのですが。皆様は2月3日の節分に恵方巻きを南南東向きで食べられましたか?、翌日夕方のニュ−スで売れ残った恵方巻きが大量に廃棄されるニュ−スが流れ、ニュ−スをご覧の方は吃驚した事と思われます。恵方巻きの風習は関西方面との事ですが、20年程前から大手コンビニから始まり今では日本中のス−パ−で販売、結果的に大量の恵方巻きが売れ残り廃棄処分で家畜の餌に再利用との事、日本で一年間に廃棄されるトン数約800万トンです、国連が行っている世界食糧援助は年間400万トン、日本は2年分の食料援助を1年で廃棄しているのです、その一方国内で飢えている方々もいる現実が有ります、今賞味期限が迫った食料品を施設や恵まれ無い家庭に援助品として配布されていますね、このような活動で食料品廃棄率を少しでも減らす事が求められる時代に、此のままでは日本国内でも貧富の差とか格差社会に陥り、此からの高齢化社会に大きな影響を及ぼす事が間近に迫って来ているのです。



約3年前の皆既月食
   


−25度の霧氷
 


凍て付く大地
後方十勝岳山脈  
   

佐藤農園 〒076-0013 富良野市中五区7−7 
     TEL・FAX 0167−22−3464

Copyright SATOUNOUEN All Rights Reserved.