今年は昨年に続き４月５月と順調に進んだ農作業なのですが昨年同様干魃傾向に。昨年は６月１５日以降７月１５日迄週３日の雨模様で作物に多大な被害が。今年は５月６月と雨不足で農作物に被害が出ています。天候ばかりは未知の世界ですから天に任せる事しか出来ません。５月２２日から２８日迄続いた３０度超えの猛暑でニセアカシアは例年より１０日から２週間早く開花、６月の雨は２日夜半から３日朝まで、１５日夜半から１６日午前中、２２日夕方から２３日未明迄の雨の３回の降雨でした。６月は比較的順調な天候で玉葱等は今の所順調に生育しています。雨不足で不作だったのがグリーンアスパラです。アスパラは昨年同様で平年の半作の収穫量になり６月１０日過ぎには収穫作業を止めた農家が大半、今年は５月の猛暑による影響でしょうかラベンダーの開花も早く早生のラベンダー等は７月５日頃が満開かも？馬鈴薯の花も例年より２週間ほど早く開花が始まり男爵芋やメークイン等も一斉に開花、富良野、美瑛のなだらかな丘陵地帯を白、ピンク、薄紫色の花が、馬鈴薯の品種ごとに違う色が大きくうねる丘陵地帯を覆っています。富良野、美瑛は６月中旬から本格的な夏の観光シーズンに入りました。街中や郊外の最近でもレンタカーや他府県ナンバーの車が行き交い賑やかに、此の賑やかさとは裏腹に観光客による交通事故も多発、街中では止まれ、又はＳＵＴＯＰの標識を無視なのか見落としによる交通事故、郊外では脇見による路外逸脱事故。農道脇には明らかに観光客が捨てた空き缶、ペットボトルにコンビニの袋が散乱、富良野、美瑛を訪れる観光客のマナーが低下？、これは富良野、美瑛に限らず日本全国の観光地で起きてる迷惑な事例でしょう。此の迷惑なゴミの処理は長道地先の農家が拾い美観を守っているのです。お年寄りから子供たちが観光客が訪れる前に朝早々に片付けしているのです。皆さんが富良野、美瑛観光に訪れた時にはゴミのポイ捨ては決してしないで下さい。
　今、美瑛美馬牛の「四季彩の丘」が花も綺麗に咲きそろい、天気が良ければ後方に十勝岳連邦が聳え最高のコンデションで写真撮影が出来る希な景観スポットなのです。富良野、美瑛の丘陵地帯を観光する方々は大きくうねる大地、そのうねりの中に綺麗な筋をなすビートや馬鈴薯畑、此の丘の向こうまで続く馬鈴薯の花々は青空の中に消えてゆくのです。まるで青空と言う大きな口に吸い込まれ青空の中に消える不思議な景観、そこでは時間も止まったように景観に見入る観光の人々､まるで巨大なミステリーゾーンに迷い込んだ旅人たち。
　１２日夜半から待望の雨が降り始め翌１３日午前８時頃迄降りました。此の雨でカラカラ に乾いた大地に２週間ぶりの纏まった雨、秋撒き小麦収穫時期ですが１５日頃から収穫作業が始まると思われます。此の後はビ−ル麦、早出し馬鈴薯、人参など真夏の中で収穫です。今年の夏はどうなのか秋の天候はどうなのか収穫作業が始まると天候が気になる。毎日朝起きると空を見上げ今日の天候を気にし、畑作物の生長具合を見回る日々が続く。