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ふらの瓦版  霜月号 2020. 11. 3
富良野、美瑛、晩秋の丘模様

 今年の秋は比較的好天に恵まれ農作業は順調に進み農作業は最終に、3日現在我が家の農作業は来年への準備作業が大半で11月15日前後には全て終わり?早出し越冬メロンハウス4棟の作業は10月20日頃に終わり、越冬玉葱苗床ハウス内作業も大詰めに。10月は1日に満月が見られ31日も満月に月の周期は30日ですから新月に星空を眺める日が多くなり、寒くなる此の時期から天体写真撮影です星空を眺め東の空からオリオン座、北極星の右側にカシオペア座とか冬場の天体観測は愛犬3匹と。 9月末から大雪山連峰から始まった紅葉も晩秋に入り枯れ木状態の木々が大半、富良野スキ−場山頂近く迄雪化粧となり麓や平地への初雪は10日前後でしょうか?今富良野、美瑛の丘では甜菜(ビ−ト、上白糖の原料)の収穫が終盤に、甜菜畑の横に積まれた山から大型ダンプに積み込まれ工場に直送(士別工場に)人参の収穫もほぼ終わり、丘には綺麗な秋撒き小麦の緑色が映えて西に大きく傾いた太陽に照らされています。来春雪融けと共に真っ先に緑の大地が飛び込むのも秋撒き小麦、雪の下で深い眠りに就く前に太陽の光を一杯浴びて雪の下で深い眠りに就くのです。6月末から8月中旬迄大勢の観光客で賑わったラベンダ−畑、今は静寂の中で雪を待っているのです株の所々から数本のラベンダ−が開花、目線を株の所まで下げると花が一杯有るような感じで夏の名残を感じます。畑一面に黄色の花を咲かせた向日葵(緑肥向日葵)は畑に戻され堆肥に、今は減化学肥料化が進み一作収穫されると緑肥作物が栽培される畑が多くなりました。此も肥料価格の高騰で経費の削減と身体に優しい野菜や果物が見直された結果ですね、春から秋迄観光客の目楽しませてくれた四季彩の丘、ゼルブの丘、フラワ−ランドの花畑も来春の準備が終わりました。11月末には富良野、美瑛の丘は白銀の世界に覆われる事と思います。晩秋の暖かな日はバイクで富良野、美瑛の丘巡りに落葉松は黄金色に微風に揺られ落葉松の落ち葉がハラハラと舞い降りる。その中をバイクでくぐり抜けるとまるで金粉の舞い散る中を走り抜けているような感じです、木々の間からわ木漏れ日が漏れ光の中を潜り抜けると「青い池」に、人影はまばらになりエメラルドグリ−ン色した湖面に落葉松の枯れ木が映える。11月末には全ての大地は約5ヶ月白銀に埋もれ充電期間に丘の木々は北風の寒風に、木々の枝は寒風に震えヒュウ−ヒュウ−と小さな小声とも聞こえるような音が。



白樺の丘(美瑛)
後方大雪山連峰旭岳
10月中旬
 


真っ赤に色づいた
ナナカマドの実
 
 


晩秋の青い池
訪れる観光客も少なく
静寂の中に美瑛川の音が
響く

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