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ふらの瓦版  新春号 2021. 1. 3
寒波の連日にウンザリの日々

 年末年始と皆様はどのように過ごされましたか? 昨年はコロナ禍で始まりコロナ禍で年越し自粛での年明け。東京と近郊はコロナ感染者激増で東京は遂に1300人突破、自粛要請にも人出は思うように減らず感染者急増?家庭内感染者が増えているそうです。 北海道は減少傾向ですが帰省客が帰った10日以降が心配です。昨年11月30日夜半から降り続いた雪は12月1日20センチ超えの積雪に。こうなると我が家の越冬ハウス6棟の除雪作業が、昨年は12月29日1度だけで済みましたが今シ−ズンは年末までに既に6回の除雪作業。その割には畑廻りの積雪量は30センチ前後と雪は降っても徐々に 圧縮されます。一番の吃驚は12月中旬以降に発達したシベリア寒気団が寒波と豪雪を、裏日本で豪雪が高速道路や一般道を通行止めや公共交通機関が麻痺。高速道路では3日間立ち往生とか、山間部では1m越す豪雪、北海道も同じような状態に寒波で24〜25日と連日−20度前後。28〜29日には一部の地域でも−30度超え富良野は28〜30度と今期一番の寒波、12月にこれ程の寒波と豪雪は過去に例が無いとかの極冠の世界に。凍て付く大地に道路は圧雪アイスバ−ン状態に毎年の事ながら自損事故等多発、幾ら雪国と言えども急に真冬状態になると乾燥路面を走る感覚でスピ−ドの出し過ぎが原因。寒さ厳しい朝は川から毛荒らしが(川霧)立ちこめ幻想的な世界に、雪原にはキタキツネや蝦夷鹿の足跡が点々と続き、川縁の枯れた草を掘り出し食べる蝦夷鹿にキタキツネ夜行性。夜な夜な白銀の大地を歩き廻り農家の庭先にも足跡が点在、我が家では昨年早出しメロンをアライグマから守ってくれたキタキツネに餌を、一昨年12月に我が家に寄りつくキタキツネが厳しい冬を乗り越える為だろうか?6枚入りの食パン2切れを裏口に翌朝には持ち帰ったのか無くなる。キツネとの縁が出来たのか6月10日前後から早出しメロンの収穫が始まるのですが、何時もならアライグマが一番最初にメロンを荒らしに来ます。此のアライグマをほぼ撃退したのがキタキツネのようで、何時もなら収穫間際のメロンをアライグマに40〜50個もの食害が出るのですが。20年6月からアライグマの被害が激減したのです。此はきっとキタキツネの恩返しなのだろうと私は思うのですがさて真実は如何に、皆さんはキタキツネの恩返し信じますか?信じませんか?私は信じます。 暦の上では6日小寒から20日大寒と続き2月4日は立春で19日は雨水になりますが、北海道は1月末から2月末日まで厳寒期になりますね、3月になると太陽の陽差しも強くなり白銀の大地はキラキラが増します(日中に融けた雪が小さい氷りに)。丘の落葉松林一本松も北からの冷たい微風から南のからのチョイ暖かな微風を、今白銀の大地の下では深い眠りに就いているのです。大地は深い眠りに入りスヤスヤと暖かな雪融けを待っているのです、畑は雪の下でどんな夢を見ているのでしょうか?きっと緑の大地ですよね。



令和3年1月初日の出


西には月の下り


川霧舞う空知川

2021年度ふらの味覚パック会員募集中
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