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ふらの瓦版  啓蟄号 2021. 3. 8
白銀の大地も一段と光輝く季節に

 富良野は雨水(18日)を過ぎ漸く春らしさを感じる日々になりました。 陽は高くなり白銀の大地も一段と光輝くようになり後2ヶ月後には畑作業最盛期になります。12月は太陽の位置も南の低い位置を通り3時を過ぎると山陰に入る(我が家)、太陽が山陰に入り4時を過ぎると急に暗闇の世界に。立春を過ぎると陽が長くなり15日を過ぎると早ビニ−ルハウス内は玉葱播種作業の準備に、ハウス内をミニトラで耕起し播種作業の準備を終え20日から播種作業で22日に作業は終わりました。播種作業は全て機械化され1マットに約500粒の種がマットをセットし専用培土を、自動で土入れから播種、覆土と出来上がったマットを苗床に並べます。以前は手で種子をバラ蒔きし手で覆土(40年前)大型作物は機械化しやすいので耕作面積が増え価格低迷を招きます、高齢化や担い手不足で離農が増え離農農家の近所が農地を増やす結果に。農作物も中国の高農薬栽培野菜(日本基準値の100倍から1000倍))が輸入されス−パ−で安価に販売されていますね、最近は中国野菜高濃度の残留農薬検査から逃れる為に加工野菜で輸入されています。何故か日本のマスコミは中国産野菜等の残留農薬の報道をしたがらない傾向が強いで中国に忖度してるのか?
 2月に入り急に農作業が忙しくなり2月11日には90mハウス屋根掛け作業、一人親方ですから数日前から準備し約4日で1棟終わり、19日からは玉葱播種作業も21日に終わり又先日から90mハウス屋根掛け準備、一応26日屋根掛け予定でしたが天候が荒れそうなので25日に何時ものパ−トにお願いしての屋根掛け作業、2人だと多少の風でも作業が出来ましたので楽でした。今年は例年に無い降雪量で雪の捨て場がほぼ無くなり3月に降る雪は何処に捨てるか?歳も歳なので無理が出来ない状態になりつつですね残された日々を悔いの無いように過ごして行きたいものです。日々今日出来ることは今日終わらしの日々を過ごし、趣味の写真撮影や1月下旬から2月頭に沖縄の悲寒桜撮影に行って居ましたが今年はコロナ禍で中止になりました。本州では河津桜が開花し梅が開花と日1日春が間近ですね。菜の花や水仙も咲いている場所も有りますよね。羨ましい限り、北海道は白銀の世界に埋もれてます。3月に入り啓蟄を過ぎると富良野、美瑛の白銀の大地に融雪剤の散布が始まり白銀の大地も所々黒っぽくなります。白銀の大地は雪解けを待ちわびる黒々とした大地が、丘の一本松に点々と続くキタキツネの足跡が丘の向こうに消えてます。皆様の所では暖かな日々?を過ごされて居ると思いますが、コロナ感染には注意しましょう。ワクチンが一日でも早く行き渡るよう願うだけですね。3月2日富良野を爆弾低気圧が通過し1日夜半から2日夕方迄の降雪量50センチ、夜中に20センチ以上の降雪でビニ−ルハウス除雪作業が間に合わず、富良野農協管内で約362棟の倒壊で総被害額は今算定中との事、我が家のビニ−ルハウス8棟は早朝からの除雪作業で倒壊被害は一切無し、越冬ハウスですからハウス建て方にも有る程度豪雪に耐えられるよう筋交いを多数入れて有りますから大丈夫だったのかも知れません。此から日に日に暖かくなり融雪も進むと白い大地の雪が太陽に照らされ雪が融け小粒に、此の小粒が氷となり太陽光を受けキラキラ輝く数時間、此のキラキラ輝く大地が春の訪れを感じる瞬間で有り絶好の被写体でカメラ日和に。



我が家に居着くキタキツネ
どうも2匹いるような
2月24日撮影


ケン、メリ−の木で日産スカイ
ラインのCMで一躍観光名所に
2月12日撮影


1本松の丘に点々と続く
キタキツネの足跡
2月12日撮影

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