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ふらの瓦版  水無月号 2021. 6. 20
6月は猛暑にやや干魃傾向?

 今年の天候は予想外の低温や猛暑に、5月は農作物の作付け時期に3月末や4月の気温が続き低温時雨れ模様でした。5月末から天候は回復し6月に入ると低度な雨量?と思いきや大雨に、此の大雨で畑に耐水した場所は農作物に水妬け現象が現れ減収確実。6月に入ると連日猛暑で富良野の最高気温28〜30度超えの連日、6月に7月の猛暑真夏並の気温が連続で地球温暖化で地球の暴走かも?此の猛暑で玉葱畑では早スプリンク−ラ−稼働している農家も。天気予報では6月下旬は雨模様なのですがさてどうなる?、我が家のグリ−ンアスパラ収穫もほぼ終わりメロン収穫発送の時期に。我が家のメロン3月11日定植し5月20日が最後の定植に、今年は3月2日の大雪に見舞われ富良野農協管内で730棟のビニ−ルハウスが倒壊や半壊の被害に。我が家は此の大雪に除雪機2台で対応し何とか倒壊被害から逃れました。5月の不順な天候の中突如と30度近い高温が4日ありました。メロンは急激な温度変化に対応出来ずメロンが熱中症になり被害が多発しました。

今年もアライグマの被害
 今年も収穫間際のメロンがアライグマの被害に今年もキタキツネがガ−ドしてくれています。今年はアライグマとの闘いは止めアライグマと共存する事に。アライグマで出入りする所に廃棄するメロンを半切りを6個置くだけ、アライグマはハウス内入らず外のメロンを食べ帰ります。今迄罠等仕掛けましたが効果が無いアライグマはアタマが良いようで危険を察知するようですね。
 玉葱、秋撒き小麦、馬鈴薯、豆類の畑は日に日に青くなり秋撒き小麦は早穂が出て来ました。青い穂が暖かな微風に揺られ穂の上お風が流れると風紋が綺麗に出ます、馬鈴薯や甜菜(ビ−ト上白糖の原料)豆類の青い筋が緩やかな丘陵に沿い丘の向こう消え。此の青い筋が青空の中に吸い込まれる白い浮き雲が横切り青い畑に薄影、まるで巨大なブラックホ−ルに飲み込まれているような幻想に陥ります。アマチュアカメラマンにとっては絶好の被写体、コロナ禍でも美瑛の丘には以前程ではありませんがレンタカ−とすれ違い。ケンメリ−の木、セブンスタ−の木、親子の木等必ず写真撮影の観光客が。旭川空港と羽田空港の飛行機便は半減し観光客も半減なのですが、夏の観光は一体どうなるのだろう?今年もラベンダ−畑は静寂に包まれるのか?、昨年は中国や韓国からの観光客が居ないので静かな中での観光が、日本人観光客にはとても静かでゆったり出来たと大評判に。ホテル内も静かでゆったりとした時間を過ごせた用ですが今年は?
 我が家の側を空知川(1級河川)流れています川縁のニセアカシアの開花が猛暑の為か例年より1週間程早まりました。愛犬3匹と川縁の土手を散歩。朝の住みきった空気の中にニセアカシアの甘い香りが辺り一面に漂ってます、此の甘い香りに誘われて蜜蜂が乱舞。ニセアカシアの甘い蜜を巣箱に持ち帰る日に何度も往復し巣箱は蜜で一杯に、天気の良い日は東に大雪山連峰(南北に約60キロ)西に日高山脈、何と富良野沿線は此の二つの山々に囲まれた風光明媚な恵まれた地域で農業を営むのは最高です。



芦別岳(富良野)


青い池(美瑛白金地区)


四季彩の丘(美馬牛)

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